古代都市エル・タヒン
古代都市エル・タヒン
El Tajin, Pre-Hispanic City
所在国:メキシコ
世界遺産登録:1992年
種類:文化遺産
エル・タヒンは、メキシコシティの北東約200キロ、ベラクロス州パパントラの西9キロの熱帯植物が多い丘陵地にあります。
オルメカ文明をはじめとするテオティワカン文化の影響を受けています。
7~11世紀にかけて全盛期を迎えたベラクルス古典期文化の都市遺跡です。
トトナカ族またはワステカ族によりエル・タヒンは建設されたといわれています。
エル・タヒンの特徴的な建築物といえば、「壁龕(へきがん)のピラミッド」です。
このピラミッドは雨や風の神々を祭ったものとされ6層でできています。
垂直と斜めの壁を組み合わせたピラミッドは他では類を見ないものです。
その他の特徴として古代からの球戯場が存在しています。
メキシコシティからバスで約6時間かかるため観光地化が進んでおらず、遺跡は良好に保存されています。
現在も遺跡の発掘作業は進められていますが、それでも全体の1割程度しか開発は終わっていない状況ですので、まだまだ新しい遺跡や、調査結果が出る可能性が高いです。
温暖な気候のため豊潤な土地柄が反映され微笑ましい神々をもした偶像が多いのも特徴的です。