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世 界遺産には、人を惹きつけてやまない魅力があります。

2007年現在では、世界遺産の数は830。

NHK やTBSなどのテレビで見た世界遺産。

子供のころはただテレビの向こう側の世界としか思えなかった光景が、

今 では、ちょっと勇気を出せば、どこの世界遺産にも行くことが出来ます。

定番の世界遺産だけでなく、新しい登録遺産 にも目を向けてみましょう。

未知との遭遇はいつだってミステリアス。

パキメの遺跡、カサス・グランデス

パキメの遺跡、カサス・グランデス
Archeological Zone of Paquime, Casas Grandes
所在国:メキシコ
世界遺産登録年:1998年
世界遺産の種類:文化遺産

カサス・グランデスは、カサス・グランデス川が流れるチワワ州北西部、州都チワワの北西約270kmの砂漠地帯に位置しています。
14世紀から15世紀初頭に、北アメリカとメキシコ中部を結ぶ交易の中継点として、また、トルコ石や塩の産地として繁栄しました。

「大きな家」という意味を持つカサス・グランデスは、遺跡の20%が発掘され、発掘によって多くの装飾品が見つかっております。

又、寝室のベッドの下からは墓も見つかっており、壷、宗教的遺物、装飾品、髪の毛、ネックレス等が見つかっています。
これらは貝殻、銅、動物の骨や木で作られており、中にはトルコ石の使われているものもあります。
その他、石版や石棒等の生活道具も見つかっています。

住居は、泥をろ過した粘土でできており、小さなT字型の入り口が特徴になっています。
この日干し煉瓦造りの家並みは、北アメリカ南西部で見られる、日干し煉瓦造りの集合住宅跡やメキシコ先住民の都市遺跡特有の神殿ピラミッドや球戯場が現れ、北アメリカとの貿易と文化の発展の歴史を知る事の出来る貴重な町となっています。

また、パキメは運河によって引かれた水を都市内に引き込む水路があり、都市の下を通る水道管には石が敷き詰められており、各住居の各部屋に水を貯えておく石壷があり、住居内で利用されていたことがわかります。

カサス・グランデスでみられる集合住宅は厚さ1.5mの壁で囲まれた住宅群で、
6~7階建てだったと推測される建物もあります。
各住宅には貯水槽が設けられ、8km先から水が引かれていたことがわかっています。

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