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世 界遺産には、人を惹きつけてやまない魅力があります。

2007年現在では、世界遺産の数は830。

NHK やTBSなどのテレビで見た世界遺産。

子供のころはただテレビの向こう側の世界としか思えなかった光景が、

今 では、ちょっと勇気を出せば、どこの世界遺産にも行くことが出来ます。

定番の世界遺産だけでなく、新しい登録遺産 にも目を向けてみましょう。

未知との遭遇はいつだってミステリアス。

シアン・カアン

シアン・カアン
Sian Ka’an
所在国:メキシコ合衆国
世界遺産登録:1987年
種類:自然遺産

シアン・カアンは、カリブ海大環礁を含むさんご礁などが広がる自然保護区です。
サンゴ礁のほかに広大なラグーン(潟や塩湖)や、陸地部の熱帯雨林からなっています。
シアン・カアンは、マヤ語で「天空の根源」という意味があります。
総面積は、約5300平方kmに達し、ユカタン半島東部沿岸のキンタナ・ロー州に広がっています。

かつてマヤの集落が存在していましたが、
今では一部のマヤ系先住民がわずかに生活しているだけなので、生態系にもほとんど影響をあたえず、美しい自然がそのまま残されています。

シアン・カアンには、セノーテと呼ばれる無数の泉が湧くエリアがあります。
セノーテはかつてマヤ人が「聖なる泉」として崇めていたほど、その名前のとおり、さまざまな生態系をもっています。

ラグーンには、アメリカマナティーやウミガメ、アメリカグンカンドリが生息しており、
海域にはカワウやペリカン、熱帯林にはベアードバク、オジロジカ、ペッカリー、シロトキなどなど、さまざまな種類の野生生物が棲んでいます。
動物だけでなく、マングローブやマホガニーに代表される植物も約1200もの種類が成育しており、まさに熱帯雨林に展開された動植物の楽園と言えます。

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