グランマ号上陸記念国立公園
グランマ号上陸記念国立公園
Desembarco del Granma National Park
所在国:キューバ
世界遺産登録:1999年
種類:自然遺産
グランマ号上陸記念国立公園は、キューバの南西部、シエラ・マエストラ山脈の西側に広がる公園です。
この公園は、標高360mから水深180mに及ぶ急勾配の石灰岩の段丘になっており、地形学上、きわめて珍しい場所と言われています。
その地形と、少ない年間降水量が得意な生態系を生み、公園一帯には約300種の固有種を含む500種以上の植物や、マナティーほか希少動物が生息しています。
この、公園の名前にもなっているグランマ号とは、
キューバ革命時にメキシコへ亡命していたフィデル・カストロが、1956年12月2日、チェ・ゲバラら82名の仲間と共にキューバへ再上陸するのに使った船です。
グランマ号については、おもしろい逸話が残っています。
グランマ号はメキシコのトゥスパンを出港し彼らは無事キューバへ再上陸を果たしたのですが、
カストロは事前に再上陸することを発表していたので、上陸後すぐにバチスタの政府軍に包囲されカストロを含む12人にまで減ってしまいました。
上陸に使った船といっても、その実態は8人乗りのおんぼろヨットです。
資金が無かった当時のカストロは、中古のヨットを買うのがやっととの事でした。
そこに82人もの兵士が乗り込んだために衛生環境が悪化し、上陸する前に彼らの士気は相当下がっていたと言われています。
「グランマ」とはスペイン語で「おばあちゃん」という意味です。
現在のキューバ共産党の機関紙の名が「グランマ」なのは、ここから来ています。
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